縮小する市場の中で

1月15日に株式会社BCNが主催する「BCN AWARD 2018」が発表されました。実売データに基づき、全117部門で表彰しています。このデータは、金額ではなく数量のデータによるもののようです。

さて、デジタルカメラ関係では、レンズ交換式デジタルカメラは、一眼レフではキヤノンの圧倒的1位は変わりませんでしたが、2位のニコンが微妙にシェア増となっていました。やはり、9月に発売されて以来品薄状態が続いているというフルサイズデジタル一眼レフ『D850』の影響も大きかったのでしょう。10年前と比べてデジタル一眼レフの市場は半減しているそうですが、それでも、高機能なデジタル一眼レフには魅力を感じますし、一定の影響はあるものなのでしょう。

ミラーレス一眼に関しては去年の順位の変動はなく、オリンパス、キヤノン、ソニーの順でした。3社ともシェアは微増となっていましたので、富士フィルム、パナソニックがやや苦戦というところでしょうか。オリンパスは、PENで一般ユーザーを捉え、OM-Dでデジカメ通を唸らせるような機種を投入した、万全の布陣と感じます。来年以降、キヤノン、ソニーを始め、他社がどのような商品を投入してくるかは楽しみではありますが、マイクロフォーサーズのユーザーとしてはうれしい結果です。

GfKジャパンが2月14日に発表した「2017年 家電・IT市場動向」によれば、デジタルカメラの市場は13%減でしたが、ミラーレス一眼のみ見れば4%の増に転じ、交換式レンズもハイエンドのレンズ交換式カメラの好調に伴い、5%の増となりました。

2018年はミラーレス一眼登場から10年。デジカメ戦線の中心は完全にミラーレス一眼に移行した印象を受けます。各社の戦略というかデジタルカメラの特徴もはっきりしてきました。ニコンも2015年4月以降、ニコン1シリーズの新製品の発表がありませんが、ニコンもこのままミラーレス一眼の市場で終わるつもりはないでしょうし(ニコン1シリーズの強化か、新たな規格の発表かは別にして)、その中で、各社がどのように存在感を誇示していくのか楽しみにしています。

参考
BCN AWARD 2018
DfKジャパンのサイト

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